『スロットワールド32』発足を記念し、7月20日、あの『町工場』一行様ご来館。
スロットカーで遊んで、その楽しさと奥の深さの一端を覗けた!かな?
掲載日:2002年7月25日

博物館スタッフがスロットカーにハマり出して、早数ヶ月・・・。
最初は「楽しいーっ!」の一言だった『1/32スロットカー』も毎日(本当に毎日やってます。)遊んでいるうちに、これは『自動車好きにとっての新しい趣味の一つになるんじゃないか・・・』と考えるようになってきました。

実際にビデオゲームでは数年前から“ドライビングシュミレーション”と言うジャンルのゲームが人気になっているように、単に“おもちゃ”と思っていたモノも、遊び方次第で私達を十分楽しませてくれることが分かってきました。

『1/32スロットカー』の魅力はたくさんあります。
まず箱を開けてすぐ遊べるという手軽さ。
誰でもすぐに出来ます。
ゲームは、というと片手で握る“スロットルの開閉だけ”やっぱりとてもカンタンです。
しかし、自分のクルマを思い通りに操るには、それなりのテクニックが要求されます。
飽きないし、遊ぶほどにどんどんはまるし、つまり本当に奥の深いゲームだということです(まだかじったばかりなのに・・・)。
そして、もう一つの魅力は、スロットカーのクオリティです。
ディテールには、昔遊んだ“おもちゃのクルマ”的雰囲気を残しながらも、作り込みは、鑑賞用のミニチュアかと思うほど精巧です。
実際遊ばないときには飾って置けばマニア心をくすぐられます。
そんな素晴らしい出来のスロットカーが、実車さながらに走りまくる中に、時にコミカルな雰囲気を見せてくれる様は、思わず我を忘れて熱くなると同時に、心を和ませてもくれます。

そんな魅力いっぱいの1/32スロットカーをみなさんにも知ってもらい、そして一緒に楽しんでいただきたく、私たちは『スロットワールド32』と言うブランドを新たに立ち上げることにしました。

この『スロットワールド32』では、これからスロットカーの販売はもちろん、みなさんのお家でも楽しめるようなコースの紹介、イベント会場でのデモンストレーションやチンクエチェント博物館でのレースなどを通じてみなさんと一緒に1/32スロットカーを楽しんでいきたいと思っています。
まだ“スロットカー”に触れて数カ月ですが、「もっと楽しみたい!」と日夜勉強とスロットカーの練習(“練習”ですよ、“練習”)に励んでいます。
それからスロットカー界の大御所『バン・プロジェクトの伴野』さんや、スロットカーの先駆の方々、そして雑誌『モデルカーズ』でもお馴染み『親方』さんを始め『町工場』のみなさんにも協力してもらって、みなさんと一緒に楽しんでいきたいと思っています。
期待して待っててくださいネ。

現在スロットカーは、1/24スケールが主流です。
これはタイヤからシャシー、ボディーと細かなセッティングが可能でスペシャルな反面、ノウハウが必要であったり大きいサーキットが必要となるなど“手軽さ”に欠ける所もあります。
1/32スロットカーはそういった手間な部分は、上に書いたとおりほとんどありませんが、まだまだ知っている人も少なく、“一部のマニア”的に見られてしまう傾向にあるようです。

でも、休日に仲間の家に集まって、それぞれのお気に入りのクルマでのレースは“お手軽サンデーレース”的に盛り上がること間違いありません。
サーキットの組み立てもパーツどうしをはめ込むだけでとても簡単なので使わない時にはかたずけられるし、レイアウトの変更も思いのままにできます。
また、クルマも往年の“ル・マンカー”から近年の“GTカー”“F-1”“WRC”と言ったいろいろなカテゴリーの競技車輌、そしてスーパー7やアルファロメオと言った身近な市販モデルまで、バリエーションもとても豊富です。
実車ではとてもできないお気に入りのクルマを何台も所有するなんてことも十分可能ですね。

そんな折り、日頃から1/32スロットカーについていろいろとお世話になっている町工場の親方さんに「こんな楽しみ方もあるよ」と、スロットカーの楽しみの一つ、“スロットカーレース”について教えてもらうことになりました。

7月20日、“町工場の夏休み”を兼ねて博物館に遊びに来て下さいました。
そして、町工場のみなさんに指導していただきながら“第一回スロットカーレース”開催となりました。
当日は日頃私達と一緒に遊んでいるスロットカー仲間と、町工場のみなさんで和気あいあいと楽しみながらも、一時は熱中症になるんじゃないかと思われるほどの熱いレースで盛り上がりました。
しかし、“楽しみながら”というレースですから、博物館前のテラスではピザやパスタを食べて、夕暮れのチッタ・ナポリでおしゃべりを楽しみ、スロットカーを掛け橋に初対面同士の話に花が咲かせました。
私達には、スロットカーの新たな一面を知った以上にとても有意義な一日になりました。

親方さんを始め町工場のみなさんからは、予選のやり方から決勝レースの組み分け方、レース方式などを教えていただいたばかりか、イベントもすべてしきっていただき、まさにおんぶにだっこ状態のスタッフでした。
みなさんには、本当に感謝しています。
ありがとうございました。

博物館では、今後このようなスロットカーのレースをみんなで楽しんでいきたいと思っています。
毎月第2土曜博物館閉館の17時から開催します(イベント等によって日程が変更になる場合もあります)。
参加費は一人¥1,000(食事代のみです)。
レースの賞品は参加者に持ち寄っていただき、その賞品をめざしてレースを行うと言った感じです。
ちょっとでも興味を持った方、私達と一緒に楽しんでみませんか?
詳しい事、ご不明な点は博物館スタッフまでお尋ねください。

また、仲間同士でレースをやってみたいと言った方で、今回のレース方式等を知りたいという方は、どうぞお尋ねください。
コースのレンタルもしますのでお気軽にご相談ください。

それから『スロットワールド32』では現在町工場の協力のもと、オリジナルスロットカーの製作も準備中です。
車輌はもちろん・・・、チンクエチェント博物館なんですから、チンクエチェントです。
このオリジナルスロットカーが完成したらチンクエチェントだけでワンメイクレース『ピッコロ・トロフェオ・チンクエチェント』だ!なんて考えただけでワクワクしてきますよね。
完成したらお知らせしますので、みなさんも楽しみに待っていて下さいね。

他にも現在約200台以上のスロットカーを扱った通信販売を準備中です。
近日中には開始しますのでご期待ください。

なお、8月4日(日)東京・代々木公園で開催される『Spirits of Rally』には、どーんとスロットカーのデモンストレーションをしたいと思いますので、みなさん是非遊びに来て下さいね。

秋のイベントには『むねよしガレージ14.7』とともに『スロットワールド32』も、ジャンジャンとおジャマして行きたいと思っています。
実際に走る姿を見て、一緒にハマってくださいね。

 
レースには本当にたくさんの人が集まってくれました。和気あいあいとした雰囲気でとても楽しい一日でした。(内緒ですけどオーバーヒート寸前のクルマも人もいました) スタート前に緊張の一コマ。我こそはスタートダッシュを決めてやろうと意気込んでいます。

 
自分のクルマを追う目は真剣そのもの。コースアウトする度に「早く起こしてー!」とみんな熱くなっていました。 今回のレースの進行方法や集計を一手に引き受けてくださった親方さん、おかげで楽しいレースができました。ありがとうございます。

 
熱いレースの後ろでは爽やかなそよ風の吹くチッタ・ナポリで優雅にパスタ&ピザパーティー。美味しそう。 栄えある第一回の優勝者はよく博物館に遊びにきてくれる家田くん。彼は、スタッフほど練習していないハズ、ということは・・・素質アリかな!?ということで、誰もが楽しめますよ〜!!