FIAT500USAとベスパが2台、来日です。
今日はみなさんにベタな裏方風景をご紹介します。
掲載日:2002年5月24日

この『FIAT500USA』は、数奇な運命の持ち主です。
1959年イタリアで生まれ目が大きいという理由で自由の国(?)アメリカに渡りました。
昨年までアメリカで暮らし、その後、大西洋を飛行機で渡り(もちろんエコノミークラス)、母国イタリアに里帰り。
そして当地でフルレストアされた後、今度はチンクエチェント博物館の要請で、来日決定です。
なんとも波瀾の人生(?)ですよね。
これから磨きのプロにお願いした後いよいよ博物館にディスプレイされます。
日本で老後?を全うしていただく方針です。

もう一つ、チンクエチェント博物館ではべスパにも注目してる事は、以前書きましたよね。
そして今回やって来たのは、1975年式の『125ET3・プリマベッラ』と『1969年式のGT-R』です。共にクラシックべスパの中でも忘れがたいモデルとして愛好家に親しまれている一台です。
博物館の代表のアンドレア氏はジェノバ人、もともとべスパを生産しているピアジョ社もジェノバに本社があります。まさにお膝元ですよね。余計親しみを感じます。
また、当然イタリアにいるチンクエチェント博物館関係者の中にも「べスパ命」の人が何人もいます。
今回紹介するべスパの来館は、彼らの勧めで実現しました。
今後、5年くらいのスパンで10台くらいのエポックメーキング的なクラシックベスパをレストアして行く予定です。
ベスパもかわいいです!べスパファンのみなさんのみならず、チンクエチェントファン、イタリアファンの皆さん、楽しみにしていて下さいね。

いつもは40フィートというサイズのコンテナにチンクエチェントクラスのクルマを3台積んできますが、今回はサイズが半分の20フィートコンテナにチンクエチェント1台とべスパ2台を積んできました。 封印を剥がし、いよいよ積みおろしです。場所はイタ車専門店の『トゥルッコ名古屋』さんです。博物館の積みおろし代行をお願いしています。

高いところからちょっとエラそうな『FIAT500USA』です。初めての日本はどんな印象なんでしょうか? 普段人に見せませんが、こんなカンジでクルマは固定されています。けっこうこんな裏方写真おもしろいでしょ。

奥にあるのがべスパ2台です。なんか密輸貨物みたいでちょっと刺激的。 日本人じゃ絶対こんな積み方しないよねぇ〜。お国柄が出ています。

よく見るとエアクッションみたいな袋でした。 USAのインテリアです。シンプルの極みです。

丸いスピードメーターはキロではなくマイル表示になってます。 無事来日です。ようこそいらっしゃいました。大歓迎いたします。

USAは本当に味がありますよ。 カッコよすぎです。

タイムスリップしたカンジの2台です。 こちらがGT-Rです。

エンブレムもカッコいいでしょ。 チンクエチェント博物館では2台目のUSAバージョンです。

中も全てオリジナルです。 無事に来日したUSAは、早速プロの磨き屋さんのところに出かけます。ゆっくりすみずみまで博物館仕様に磨いてもらいます。

どうです。エンジン内もキレイでしょ。 どうです。威風堂々とはこのことです。とってもクラシック。いいカンジ。

いい味出してます。色もなんとも言えない赤です。ほんとオシャレ。 こんなスクーターでかっこよく走る自分を想像してしまうナルシストは、ワタシ!