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オペラのゆうべ イタリア夏のコンサート

『 長男にきの初仕事!』

『 この前まで肩ぐるましてたのになぁ・・・』

アルベンガという美しい街で行われたオペラリリカのコンサート。

広場を仕切って作られた、コンサート会場には、約400人の人が集まりました。

 

コンサートは夜9時半から・・・少し前に着いた私たちは、少し早い夕食を済ませ、会場の設置された広場へと向かいます。夏のイタリアは、 昼間はものすごく太陽がきつくて、海か山に行くしかない・・・街では、やっと日が暮れ 始めた夜9時ごろになって、人が賑わい始めます。ついつい夜型人間に・・・

 

 

この通りでは、蚤の市があります。今晩は、このもう少し向こうの広場でコンサートがあるのです。

 

第一バス―ンのジーノと記念写真!

後のちびっこたちも、お兄ちゃんに続いて頑張って欲しいものです(^^)

 

会場には、いろんな人が・・・

手前に見える白髪のお爺さんが修道着を着ているのは、衣装でも何でもなくて、本物の修道士さんなのでした。バックコーラスで参加されています!!↓

 

イタリアのマイクテストは、『SiiSiiSiiii!!!!』 と言うのが多いです。

『本日は晴天なり・・・』みたいなのはないのねぇ・・・

→さてそろそろ日も暮れてきました。会場は音楽を聴きに来た人たちで溢れています!

 

   

リリカと共に、いろいろなオペラのワンシーンが浮かびます。

 

   
 

↑あっ!!にき君!頑張って吹いているわ!

 

 

↑窓辺の特等席?!

でも、この辺りに住む人は、がんがんのロックコンサートの時でも、夜12時くらいまで我慢しないとダメなんです(~_~;)

入り口でチケットを購入する人たち・・・

一人10ユーロ(約1300円)でした。

 
 
コンサートが終わったのが夜12時近く・・・

それから飲み物と軽食が出されました。

 ↑会場の入り口付近、通りをこんな風に仕切ってしまい、こちら側が会場になっています。

観客みんなが喜ぶものばかり、うまく選曲されていました!

 

Nabucco (sinfonia)、Nabucco (Dio di Giuda)

Sansone e Dalila

Lombardi alla Prima Crociata

La forza del destino (Il santo nome di Dio)

Mose` (preghiera)

Carmen: (Preludio)

Nabucco: (marcia e preghiera)、Nabucco: (Va pensiero)

Tourandot:  (Nessun dorma)

Lucia di Lammermoor (scena delle nozze e sestetto)

La Traviata (Brindisi)

 

 

コンサートが終わって・・・

今までの吹奏楽とは違い、この晩のコンサートは本格的な管弦楽オーケストラ・・・周りの楽団員も全てプロの人ばかりです・・・

15歳の長男は、おっさんばっかりの中、一人フレッシュで(まあ、もうちょっとしたら彼もおっさんか?・・・)親ばかの私は、健気な姿にひとりウルウルしてしまったコンサートでした。これからも、世間の波に揉まれて揉まれて、逞しくバスーンを吹き続けていって欲しい!

この日のお給料は、第一バス−ンが150ユーロで、第二バス−ンの長男は100ユーロ(約一万3千円)を受け取りました。この割合は、ほとんどの楽器で同じなのだそうです。15歳の学生が勉強と経験を兼ねて頂けるお金としては、いいアルバイトですが、これが36歳の子沢山のお父さんであっても、同じ金額・・・増えるわけではないのです・・・

帰宅途中の車の中、晩御飯がまだだった長男は、バールで買ったパサパサのパニーノにかぶりついています。帰宅したのは、夜中の2時でした・・・

『将来、いろいろと考えていかなあかんねぇ・・・音楽で食べるんやったら、楽団員として固定給をもらってもあんまりお金持ちにはなられへん感じやねぇ・・・土日も稼ぎ時やろうしねぇ・・・』

と、ぶつぶつ言っていると

『まあな、お母さん、これは好きなことやからやるねん。オーケストラのみんなも、そうや。あんまり儲かれへんかってもみんな幸せやねんと思うよ。』

と静かに言われてしました・・・・ちょっとちょっとーそれは私がいつも言っていたセリフじゃないのー!!

『はははそりゃそうやな!』

と、ごまかし笑いをした後、しみじみ大きくなったんだなぁと、嬉しいような寂しいような不思議な気持ちを、かみ締めました。

 

 

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