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| 私がグリフォーネ本社を訪問後、10日ほどして2001年国際会議「ジェノバ・サミット」が開催されました。10万人を越える市民が会場前に押し寄せ、制圧にあたった警察隊との衝突で死傷者が出たことでも注目を集めました。反サミット運動を行ったのは、急進的な活動家から穏健派とされる、あのNGOまで「反グローバル化」を掲げる世界中の活動家です。 彼らのような活動家は、ここ数年で急激に増加しています。メディアは「自由主義のグローバリゼーションは善ナリ」と謳い、20世紀末の約20年間で私たち市民にその方針を植え付けていきました。その結果、一般的にはインターネットの発達を柱に「ヒト・モノ・マネー」が地球規模で行き交い、市場経済と自由貿易を共通の理念とする経済のグローバル化を則す傾向にありました。貿易や投資の自由化は経済発展の添加剤であり、貧しい国へ外貨と雇用をもたらすとグローバル化の恩恵を強く主張する見方がある一方、グローバル化はマーケットを優先する競争主義に陥り、貧富差や環境への悪影響を及ぼすとの反論があるのです。後者は「反グローバル派」の考えなんですね。市民団体レベルでも、一連の動きは、国際政治のあり方に一石を投じ、各サミットの行方に影響を及ぼすほどです。 では、グローバル化を柱に経済の中心となってきたマーケットとはなんでしょう。金融ですね。日本のマーケットも武装した金融マーケットに依存したおかげで、不況に陥り、いまだ現状を脱する抜本的な策を見出せないでいます。 すべての経済システムに変革が求められる時代をどう生き抜くか。モノや情報が溢れ良し悪しさえ判断しにくくなった昨今、私たちに求められるものは何か。 企業改革のために働く側一人ひとりが変わる必要があるように私たち市民が積極的に自分の将来を決定しなければならない時代へと移り変わった、ということです。先述した反グローバル派の活動内容や考え方云々は別としても、彼らの危機感を覚えた物事へ対策を講ずるパワー、行動力には見習うべきものがあります。 個人が生きるために力を出し合って頑張る時代。21世紀の主役は、アナタ自身なのです(もちろん市民依存症ではなく、先を見通した政治改革も重要ですが…)。 具体的に私たちがスグにできることは何か。まずは基本となる、私たちの「生きる上での意識改革」それは「価値観の転換」です。膨大なモノや情報の中から必要なものを見極める力に、経済を建て直し、心豊かに生きるためのひとつのヒントが隠されているように思います。 「なんだか、触れたくないほど重いテーマだな」とお思いになるかもしれません。でも、もっと気軽に考えてください。自分の基本的な価値観さえ定まっていればいいんですね。「ひょっとすると経済を立て直しに繋がるのでは?」と考えることから始めてみて頂きたいのです。「価値転換」を起爆剤に未来社会を築きあげる。社会は、私たち個人が集まって形成しているのですから。 大変前置きが長くなりましたが、「個人の価値転換」がグリフォーネSDSとどう関わっているかについて、具体的にご説明しましょう。 21世紀はドライビングに価値を見出す時代 |